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農場からホテルへ
すべては1870年代に、イギリスのウィグラム卿がフロム川の漁業権を借りたことに始まります。フロムに来た最初の観光客の目的は、川に棲む大きなサケとマスでスポーツフィッシングを楽しむことでした。地元の農家クリステン・フレトハイムは可能性に目をつけ、英国貴族たちに彼の家の部屋を貸し始めました。
しばらくして、クリステンは釣り人や観光客のために別のスイス風の家を建てました。地元の人々の間ではイングリッシュヴィラと呼ばれています。1900年頃からこの建物はホテルとして運営され、観光客の数も増加しました。1909年、ノルウェーの2大都市を結ぶベルゲン鉄道が開通し、フィヨルドから山へ続く建設道路を通ってフロムに来れるようになりました。この頃、クリステン・フレトハイムのいとこのマルテ・フレトハイムが手伝いに加わりました。
1916年にクリステン・フレトハイムが亡くなった後、マルテは1933年に亡くなるまでホテルを経営し続けました。ホテルは1979年まで、フレトハイム家が経営していました。1997年、Aurland Ressursutvikling ASがフロムを観光地として開発する一環としてフレトハイムホテルを購入しました。

最新式の持続可能性の高いカンファレンスホテル
これまでに数回、フレトハイムは再建および拡大されました。1960年代には、自分たちのルーツを探しにフロムに旅行に来るアメリカ人の集団が増加しました。需要を満たすため、部屋数12室のアメリカウィング(America wing)と呼ばれる新館が建てられました。
最大の拡張は2000年に完成し、部屋数88室のミレニアムウィング(millennium wing)がオープンしました。ホテルの旧館と新館を結ぶ部分には、レセプション、ロビーバー、レストランアルヴェンがあり、現代的なデザインのガラス製のファサードからはフロム中心部とフィヨルドの素晴らしい景色を眺めることができます。2021年春には新しい最新型の会議場がオープンします。さまざまなサイズの会議室と、コーヒーや紅茶の飲める交流エリアの他、ホテル宿泊用の小さなジムがあります。
私たちは、自然、気候、地域社会を大切にし、持続可能な方法でフレトハイムホテルを運営するよう努めています。当ホテルは2006年以降、エコライトハウスとして認証を取得しており、2018年には環境に配慮する企業・団体のための持続可能な会議の代替方法として、グリーンカンファレンスを提供する施設の認定を受けました。

食と文化
お食事は、当ホテルがお客様に提供するものの中でも特に大切なものです。当ホテルでは、すべてのお客様が滞在中に快適にお食事をし、ご満足いただけることを目指しているだけでなく、当ホテルの食へのこだわりを通じて、地元の文化や伝統についても知っていただきたいと考えています。当ホテルでお客様にお出しする食材は、可能な限り地元で作られた農産物を使用しており、地域の農家や生産者が安定した収入を維持できるよう緊密に協力し、地域の経済成長への貢献に努めています。
メニューは季節のものを使用し、新鮮な野菜を地元で入手することが難しい冬には、シェフの手により伝統的な保存食づくりの方法を活かした料理をお届けします。近年はどのレストランでも見かけることが少なくなったヤギ料理を、当ホテルでは大切な伝統食としてお出ししています。かつてフィヨルド地域ではヤギが非常に重要な動物で、ここアウルランドの自治体の紋章にも描かれています。
年間を通じて、ホテルではさまざまなイベントプログラムが開催され、通常は特別なお料理とエンターテイメントの両方が含まれます。